車を用意したら絶対に必要になるのがチャイルドシートです。6歳までは法律で使うことが定まっているので、お出かけには欠かせない重要なアイテムです。
でもチャイルドシート売り場に行くと、数多くの種類やメーカーのシートが並んでいて、正直どれを選んで良いのか分からなくなってしまいますよね?
しかもチャイルドシートはより細かいタイプや機能があるため、どんなポイントで見て良いのかも不明です。
ベビーグッズの中でも「一番長く使う可能性」があるチャイルドシートなので、しっかりと比較して選びたいですよね。
そこでお出かけに使える理想のチャイルドシートを探すために、押さえておきたいタイプ特徴をまとめた上で、新生児から使えるチャイルドシートを徹底的に調べました。
この記事さえ読めば、チャイルドシートを選ぶ時のタイプや特徴を把握しつつ、数あるチャイルドシートの中でも間違いないものを選ぶことができるようになりますよ。
- どんなチャイルドシートを買おうか迷っている方は必見
- 必ず知っておきたいチャイルドシートのタイプと特徴をご紹介
- お出かけに最適なチャイルドシート探しをどのようにするのかを解説
- 機能が豊富なチャイルドシートをおすすめ
実際に色々と調べるみると、本当に細かい違いが多いので、時間に限りのある店頭ではなかなか見分けることができません。
ちょっとした違いが後から大きく響いてくることもあるので、この記事を読んで自分に合ったチャイルドシートを探してみて下さい。
- チャイルドシートが必要になった方へ
- 間違えてはいけない大切なシートタイプや特徴を簡潔にご紹介
- お出かけタイプ別にどんなポイントが必要なのかを整理した上で
- 実際に試して見たおすすめチャイルドシートを紹介
お出かけに本当に車が必要なのか疑問に思っている方は、是非こちらの記事もご覧ください。

お出かけにはどんなチャイルドシートが必要か?
そろそろ子供を連れてのお出かけ準備を始めるよ
早めの準備とはさすがだね!
車は決めたから「お出かけ向けのチャイルドシート」を探そうと思う
どんなチャイルドシートが良いのかな?詳しく教えて
チャイルドシートの探し方
車を揃えたら、絶対にセットで必要なのがチャイルドシートです。
法律で6歳になるまでは必ずチャイルドシートをすることが義務付けられているため、赤ちゃんの時からお出かけするなら揃えなければいけません。
ただチャイルドシートと言っても数多くの種類がとメーカーがあり、どれを選んで良いか見分けがつきませんよね。
安い買い物ではなく、一度買ったら長く使うものなので、どういった状況でよく使うのかを必ず考慮する必要があります。
おでかけパパも最初は迷いましたが、チャイルドシートを探す上で特に気をつけたいのがこちらのポイントでした。
ベビーカーと同様に、チャイルドシートも何から見て良いのか全く分かりませんでした..なぜならベビーカーに比べてもよりタイプとか特徴が多いのです。
その場で実物を見るだけでは、細かい違いはなかなか見分けがつきません。しかもベビーカーに比べると、店頭で簡単に試すことができないですよね。
しっかりと使うシチュエーションを整理することで、必要なチャイルドシートが見つけられるようになりますよ。
知っておきたいチャイルドシートのタイプ・特徴
ベビーカーにも様々な種類や特徴がありましたが、チャイルドシートももちろんあります。
しかも、チャイルドシートのタイプはベビーカーよりも細かく、実際に赤ちゃんに影響が出る部分が多いので、必ず知っておきたい情報をまとめてお伝えします。
- 使う年齢に応じて主に3つのタイプに分かれています
- 新生児〜1歳まではベビーシート or ベビーシート&チャイルドシートを使う必要がある
- 1歳〜4歳はチャイルドシートでほとんどまかなえる
- 4歳を超えるとジュニアシートの必要性が出てくる
- 車にどうやって取り付けるかを示したのが固定方式
- ISOFIXは車側が対応している必要あり(差し込むための金具やプラグなどが必要)
- シートベルト方式は車側の対応は必要なし(どんな車でもいける)
- セットしたシート自体がボタン1つで回るかどうかを示したもの
- 回転式は車内や乗り降りするときに便利(シートを回すことで赤ちゃんの向きを変えられる)
- 固定式は状況に合わせてシートの向きを変えることはできない
チャイルドシートは事前にこの3つのポイントを押さえておかないと、買った後に失敗してしまいます。
要は3つの組み合わせが最適になるものを探す必要があるので、目的に合ったタイプと特徴を決めましょう。
チャイルドシートの購買パターン
チャイルドシートのタイプ・特徴を知ることで、新生児の頃からどんなチャイルドシートを揃えるべきか悩んでしまいますよね。
1つで長く使えるものが良いのか、それとも年齢に合わせて買い替えていくのかで、チャイルドシートにかける予算も大きく異なりますよね?
そこでおでかけパパが考えに考えた、おすすめの購買パターンを事前にまとめてみました。
良かったら参考にしてみてください。
- 初回に長く使えるベビー&チャイルドシートを購入するパターン
- 長く使う分最初に買うシートに予算を割くことができる
- 子供が大きくなってきたら廉価なジュニアシートに買い替えを行う
- 子供の成長に合わせて都度買い換えるパターン
- 1つずつには予算はかけずに、なるべく廉価なものを選んでいく
- 細かく区切ることで、場合によってはレンタルを活用することもできる(ベビーシートだけなど)
- 全ての連携に対応したマルチユースのタイプを最初から購入する
- 一番長く使えるパターンのため、予算をかけて良いものを買うことができる
- 子供が成長してどうしても入らない場合は、必要な分だけジュニアシートをレンタルする
このようにレンタルを視野に入れることで、大きく幅が広がることがポイントです。
我が家も最初はレンタルで良いかなと思ったのですが、お出かけする頻度が高いことから購入が必須という結論に至りましたよ。
その理由を次から詳しくご紹介したいと思います。
お出かけに必要なポイント
我が家はお出かけ好きのため、チャイルドシートを多く使う機会があると考えました。
そこで、頻度高く使うようなお出かけ向けのチャイルドシートは、どんなものが良いのかを改めてポイントと整理しました。
1つずつ丁寧に解説しますので、見てくださいね。
ポイント1:長時間座っても快適
子供を連れて「どんなおでかけ」をするか考えたところ、主に3つのパターンが浮かび上がってきました。
1歳になるまでは片道2時間以上の遠出がしにくいため、週末は都内・県内にあるようなレジャーパークや施設へのお出かけが増えると予想しています。
片道30分だったら大丈夫なのですが、1〜2時間となってくると赤ちゃんがずっと座っている部分の快適さが重要だと気づきました。
赤ちゃんはチャイルドシート上で同じ姿勢でいるため、苦しくなってくると機嫌が悪くなってしまうことがあります。そこで、快適に過ごせる上で必要なポイントを考えました。
- 座席自体の通気性が良い(メッシュ素材など)
- リクライニングの角度が調整できる(眠る・遊ぶなどの使い分けが出来る)
- 座席が回転するタイプがベター(ちょっとした事が車内で出来る・あやせる)
- 日除けになるサンシェードがついているか
こういった快適さが十分にあれば、最初に買ったチャイルドシートを長く使うことができます。
ポイント2:赤ちゃんの乗り降りがしやすい
先ほどのお出かけシチュエーションでもう1つ考慮しないといけないのが、普段からどのくらいの頻度でチャイルドシートに乗せるかです。
月に1回〜2回などの乗せる頻度が少なければ問題ないですが、毎週末や週に2~3回乗せるとなると、赤ちゃん自体の乗せ易さがとても大切だと思いました。
この点は座席回転式のタイプだと、チャイルドシートに乗せる時にとっても便利です。
ドアを開けたら回転させて座らせてロックしたら、あとは正しい位置まで回転させれば良いので楽ですよね。
乗せる頻度が高い方は、座席が回転するタイプがとてもおすすめです。我が家では絶対に外せない要素になりましたよ。
ポイント3:衝撃から守ってくれる安全性
最後に忘れてはいけないのは、チャイルドシート本来の目的である衝撃吸収と安全性です。
これはチャイルドシートを使う意味でもありますので、しっかりと考慮してあげてください。
どのようにこういった安全性を評価するかというと、安全性の国際規格があるのでそれを見るのが早いです。(R129などの指標です)
ただ、ざっくりとした安全性の規格だけだと細かい違いが分かりにくいので、見るべきポイントだけをこちらに凝縮しました。
こういった要件が揃っていれば、残りはシートの快適性や回転するタイプかなどで選んで良いと思います。
結局おでかけパパは、安全性をもとにその他の2つを利便性として考慮して結論を出しましたよ。
小さな時から使う大事なシートなので、しっかりと予算をかけて買うべきだと感じました。
おすすめのチャイルドシート5選
それでは具体的に「お出かけ向け」のおすすめチャイルドシートをご紹介したいと思います。
コンビ THE S(ベーシック・Air・Plus)
コンビの中でも回転式・ISOFIX・衝撃吸収の全てに優れたのが、このTHE Sという最新モデルです。
コンビならではの安全性にこだわった作りであり、シートからクッションまでしっかりと作り込まれていますよ。
しかもチャイルドシードがセパレートタイプになっているため、取り付けや外しも簡単に出来るのが大きな特徴です。










- セパレートタイプの取り付けシート
- 0ヶ月から4歳まで長く使えるロングユースタイプ
- 赤ちゃんの体格に合わせて後ろ向き・前向きを簡単に使い分けできる
- 新安全基準のR129に対応、360度の全方位から衝撃を守る
- コンビ自慢のエッグショックを頭部と座面に搭載
- 片手でリクライニングや回転の操作ができる手軽さ
- 3Dメッシュ素材のシートで蒸れずにサラサラ
- 大型のサンシェード付きで、風通しよくお昼寝にも使える
どこを取っても丁寧に作り込まれており、これ1台を買っておけば間違いないと思います。
その分少し値段は張りますが、長く使うことを考えるなら全然アリな選択肢ですよね。
THE Sは3つのモデルからできていますが、性能的にはベーシックで十分です。
より快適さを求めるならAir、より安全性を求めるならPlusなど必要に応じて考えてみてください。
たまにネット通販で安く売られていることがあるので、定期的に価格チェックをされるのでおすすめです。
コンビ クルムーヴスマート ISOFIX エッグショック
THE Sは流石に価格的にちょっと…と感じる方におすすめなのが、同じCombiから出ているクルムーヴのモデルです。
回転式・ISOFIX・衝撃吸収はしっかりとカバーしており、コンパクトに車内に設定できるのが特徴です。
THE Sには若干及ばないものの、使い勝手として必要な機能は一通り入っていますよ。












- 車内のスペースが広く使えるコンパクトタイプ
- 0ヶ月から4歳まで長く使えるロングユースタイプ
- 赤ちゃんの体格に合わせて後ろ向き・前向きを簡単に使い分けできる
- コンビ自慢のエッグショックを頭部・背面・座面に搭載
- 指1本でリクライニングや回転の操作ができる手軽さ
- 3Dメッシュ素材のシートのエアスルーで蒸れずに高い通気性
- サンシェード付きで紫外線を防ぎつつお昼寝に使える
実際にTHE Sと比べると、シートがセパレートになっていない部分と、安全性の規格が1つ下(R44)な部分が大きな違いです。
そのため多少コスパを気にする方なら、このクルムーヴが断然おすすめですよ!
おでかけパパはTHE Sとクルムーブでかなり迷いましたが、結局クルムーヴを買うことに決めました。
ネット通販で見ると価格差が最大で2万円〜あるので、だったらこのお金で後からジュニアシートを書い足す or レンタルするという選択肢が良いと思ったからです。
実際の使用レポートは別であげますので、楽しみにしていてくださいね。
こちらもたまにセールや安くなっていることがあるので、気になる方は小まめに価格チェックされるのがおすすめです。
アップリカ クルリラ
コンビ以外の日本メーカーの中でコスパの観点から良いと思ったのが、Apricaのクルリラシリーズです。エールベベというメーカーなども見たのですが、価格的にはちょっと高すぎて除外してしまいました…
回転式・ISOFIX・ある程度の衝撃吸収は揃っており、シェードやフットステップが使いやすいのが特徴です。












- 中のシートが広く使えるゆったりワイド幅
- マショマロキャッチとで頭部をしっかり守る
- 肉厚まも〜るクッションで体をガード
- 指1本でリクライニングや回転の操作ができる手軽さ
- 通気性が良いシルキーエアーで背中とお尻が蒸れない
- フットステップ付きで大きくなったも快適
- 通気性の良いサンシェード付きで紫外線カット&お昼寝に最適
- ISOFIXとシートベルトの2WAYに同時対応
衝撃吸収で行くと、Combiに比べると少しだけ見落とりしてしまいます。また、片手でシートの回転はできるものの、こちらもCombiの方が扱いやすかったのが印象に残っています。
ただ、クルムーヴと比べても更にコスパが良いのがクルリラの良いところです。
予算的に手が出ない、そんなに頻度高くチャイルドシートを使わない方であれば、こちらのクルリラのモデルがおすすめだと思いましたよ。
価格も3万円台で買えることがあるので、小まめにチェックしてみてくださいね。
Joie i-Arc360° キャノピー付
そんなに高性能のチャイルドシートはいらないけど、回転式・ISOFIX・ある程度の衝撃吸収でコスパ良く使い方におすすめなのが、Joieのi-Arc360°モデルです。
価格でいうとCombiのTHE Sとは2~3万円以上も違うため、手軽に性能良いチャイルドシートが欲しい方にはうってつけだと思います。












- コスパ最強の使いやすい機能
- ドア側の衝撃に強い(ガードサラウンドセイフティ)
- 片手で簡単に回せるシートとリクライニング
- メッシュ生地とエアホールで通気性を確保
- サンシェード付きで紫外線カット&お昼寝に最適
このi-Arcも魅力的だったのですが。我が家は頻度高くお出かけ&遠出があるためより快適さを追求したCombiにしました。
ただ正直この価格でこの機能なら、このi-Arcモデルもありだと思いましたよ。是非その価格を見てみてください。
コンビ ウィゴー ロング サイドプロテクション エッグショック
最後にご紹介したいのが、コスパ最強のずっと使えるチャイルドシート「ウィゴー」シリーズのロングエッグショックモデルです。
なんと、これ1つで7歳まで使えてしまうため、ジュニアシートに買い替えなしずっと使うことができます。
ただし回転式・ISOFIXには対応していないため注意が必要です。他でご紹介しているモデルに比べると、使い勝手の分はかなり見劣りしてしまいます。
ただ衝撃吸収などは問題はないため、そんなにチャイルドシート使わない、高性能は必要ない、普段使えれば十分って方にはおすすめです!
- 1台で法定の6歳までずっと使える
- サイドプロテクション付きで衝撃に強い
- 軽量でシンプルな設計
- 成長に合わせてシートベルトを使った付け方を変えられる
新生児の頃からしっかりしたチャイルドシートは要らなく、ジュニアシートから本格的なシートが欲しい方にもおすすめの内容になっていますよ。
価格がかなりお求めやすいので、よかったら一度チェックしてみてください。
まとめ
お出かけにおすすめのチャイルドシートを紹介してきましたが、気になるものは見つかったでしょうか?
本当に多くの種類のチャイルドシートがある中で、自分達に合ったものを探すのは大変ですよね。しかもチャイルドシートはより細かいタイプに分かれているので、他に比べても最適なものを見つけるのが難しくなっていますで。
もし迷ったらこの記事を参考に、予算に合わせて自分に合うタイプを見つけてくださいね。価格が結構変動するので、小まめにチェックするのがおすすめです。
別途お出かけグッズは以下の記事で紹介していますので、気になる方は是非ご覧ください。





