今回は普段とは違い、妻の里帰り出産先の近くにある神戸まで遥々遠征しました。
普段はなかなか行けない場所かつ、出産前の最後の2人のディナーだったので、豪華な贅沢ディナーを計画しました。せっかくなので良い思い出に残したかったのです!
でも土地勘のない場所で良いお店を探したり、どんなディナーを食べるべきか悩んでしまいますよね?
よく神戸に行く方々であれば分かるかもしれませんが、他の地方から行くとなると全くわかりません。
そこで、この記事では神戸で極上のディナーを味わうための考え方やポイントをご紹介。実際に選んだ鉄板焼き屋の有名店であるモーリヤのディナーレポートを詳しく解説します。
- 普段とは違った場所で贅沢ディナーをする方法
- 神戸牛の鉄板焼きとしてモーリヤを選んだ理由
- 鉄板焼きのコースを写真付きで1品1品詳しく解説
- 海鮮のアラカルトとして伊勢海老・帆立の単品メニューもご紹介
実際に本場の神戸牛を名店で食べた印象としては、東京では決して食べられない値段で「極上肉をたっぷり食べられた」という満足感を味わえましたよ。
関西以外にお住まいの方々は、良かったら参考にしてください。神戸へのグルメなおでかけはとってもおすすめです!
- 見知らぬお出かけ先で贅沢ディナーを食べようか悩んでいる方へ
- 本場の神戸で食べる神戸牛の鉄板焼きの魅力をお伝え
- なぜ「モーリヤ」を選んだのか理由を解説
- 実際に食べられる神戸牛鉄板焼のフルコースを1品1品写真付きで紹介
- 追加で頼んだ海鮮の豪華アラカルトも合わせてお伝え
神戸のランチが気になる方は、是非こちらもご覧ください。

神戸の鉄板焼き モーリヤへ行った理由
妻が出産のために里帰りしたから、その近くで出産前の最後の外食をするよ
それは素敵だね!土地勘ないけど大丈夫?
神戸が近かったから、名物の神戸牛の鉄板焼きが食べられる名店に行ってきたよ
本場で食べる神戸牛なんて羨ましい!詳しく教えて
出産里帰りのため関西でリサーチ
いよいよ出産が近くなってきたので、妻が実家のある関西へ戻ることになりました。
実家まで送っていくついでに、普段は行かないような外食はアリだよな?と思いリサーチを開始。せっかくなので贅沢なディナーを食べて、思い出に残そうという思いでいつも以上に探しましたよ。
関西といっても大阪・京都・神戸など様々な場所があるので、最初はどこを選んでよいのか分からず、とっても迷いました…
あまり土地勘のない関西だったのですが、妻のために頑張って調べることに!効率よく調べるため、以下のポイントに絞って対応してみました。
調べていくと色々と候補は出てきたのですが、今回は神戸牛を食すというテーマに決めました!!!
普段神戸まで行くことはなかなかないので、良い機会だなと思ったことが一番の決め手です。他にはこのようなディナー候補を考えたので、他の地域から関西へ行く方がいたら良かったら参考にしてみてください。
- 京都で懐石料理を味わう
- 大阪でたこ焼きなどのB級グルメや、名物の串カツを味わう
- 淡路島で海鮮系の豪華グルメを味わう
神戸牛を味わうなら鉄板焼き
神戸牛を食べようと決めましたが、どんな神戸牛を食べようかという別の悩みが出てきました。
焼肉・すき焼き・しゃぶしゃぶなど様々な食べ方ができると思いますが、神戸牛といえばやっぱり鉄板焼きです!どうして鉄板焼きを選んだかというと、こんなポイントがあったからです。
- お肉本来の味を一番楽しめる(外はカリッ、中はしっとりの最高な状態)
- 他のメニューも一緒に味わえる(野菜・海鮮・ガーリックライスなど)
- 調理過程を目の前のカウンターで見ながらディナーを楽しめる
- 子供がいたら行きづらい雰囲気なので、今のうちに夫婦だけで行く
せっかく本場の神戸牛を食べるなら、おでかけパパ達は鉄板焼きが一番おすすめだと思っています。
モーリヤ行った3つの理由
神戸の鉄板焼き屋さんを探し始めると、また困ったことに…神戸牛の本場だけあって、鉄板焼きだけでも名だたる名店が揃っていました。
そんな数ある鉄板焼きのお店の中でも、「モーリヤ」にした理由は以下の通りです。関西に土地勘がない方などは是非参考にしてくださいね。
- 神戸だけで5店舗、京都に1店舗ある
- 明治18年から神戸牛を扱って140年の超超老舗
- レビューを読んでも満遍なく良い感想で、客層の違いによるハズレがない
- 予約の時点でカウンターの確約が取れる(複数店舗があるので取りやすい)
- もちろんカウンターの目の前で全てを焼いてくれる
- 店内が広いのでカウンターに座っても横との距離が大きく空いている(コロナ対策)
- コース内でもお肉の大きさが3種類から選べる(お肉の種類によって異なるグラム数)
- ヒレ・サーロイン・リブロースなど好きな部位からコースが頼める
- アラカルトのメニューがとっても豊富。伊勢海老・鮑・帆立などの海鮮が充実
お肉の品質や良さだけでいえば他にはお店はあったのですが、カウンター確約で自分達の好きなお肉が食べれて、更に細かくアラカルトオーダーができるのは何よりも魅力でした。
実際に行ってみて大正解!!妻と出産前の最後のディナーを楽しむことができ、良い思い出になりましたよ。また神戸に来たら妻と一緒にリピートしたいと思います。
鉄板焼きモーリヤのディナーレポート
当初はモーリヤ本店で予約をしていたのですが、コロナの状況から事前に変更となり、モーリヤ三宮店さんへお伺いしました。夜の18:00頃にお店に着くと、店内は結構な数のお客さんで埋まっていたのが驚きです。
鉄板焼きというジャンルもあると思いますが、年齢層は他よりも高くてとっても落ち着いた様子です。恐らくおでかけパパと妻が一番若いのでは!?と感じるほどでした。
その分ゆったりとディナーを楽しむことができ、二人だけの時間を良い感じで過ごすことができました。
では具体的に写真付きでレポートを行っていきますよ。
お店の外観・雰囲気
場所は三宮駅から徒歩数分の繁華街で、なんと1つのビルにモーリヤが3つぐらい入っています。
入口を入ると、広々とした店内になっていましたよ。店内は3つぐらいのセクションに分かれており、おでかけパパたちは中央のカウンターへ案内されました。


座った席は隣との距離が十分に空いており、しっかりと感染対策されているのを感じました。 こういった配慮が地味に嬉しいです。


テーブルに着くと、本日焼きてくれる職人さんが準備を始めてくれます。それにしても、この鉄板が光り輝いて美しい!全然汚れなどなく、しっかりと手入れされている良い印象を受けましたよ。


メインのお肉を何にするか尋ねられ、妻とおでかけパパは「ヒレ」を選ぶことにしました。サーロインとリブロースは神戸牛だけあって結構脂がすごそうだと思ったのが理由です。
なおアラカルトもしっかり頼んだので、それぞれがこのようなグラム数でオーダーしています。
前菜・スープ
コースが始まると、まずは前菜がお出ましです。
冷製のローストビーフは、ソースとワサビとの相性がとてもよく、普段食べているローストビーフとは全然違う味と食感です。さすが神戸牛ですね!
メインの前に食欲が沸くとても良い前菜でしたよ。お腹が減ったいたので、すぐに食べてしまいました。


前菜で食欲が沸いた後は、続いてサラダがきました。
このサラダには柿と珍しいロマネスコが入っており、見た目以上にさっぱりと食べられます。更にクリームチーズが入っているので濃厚な部分があり、1皿で2度美味しいサラダでしたよ。


サラダと合わせてきたのが、このごぼうのスープです!
見た目からもわかるように、とても濃いごぼうの味が感じられる美味しいスープでした。こんなごぼうのスープは今まで飲んだことありません!


普通にごぼうを食べるよりも、よりごぼうの味を感じられた不思議な体験でした。
海鮮系のアラカルト
メインのお肉の前に、今回は二人だけの最後の外食ディナーということで注文した贅沢なアラカルト達です。
まずは帆立、大粒のしっかりした帆立がなんと5つも入っています!


バター風味で焼いてくれたのですが、中は半生の絶妙な焼き加減です!一口食べると磯香りが広がり、外はカリッ、中は半生の柔らかい食感が味わえます。
大粒が5個もあるので、写真のようになんと一人でこの量です!妻はこれよりも少し少なくなっていますが、それでもこれだけの量の帆立を一度に食べられなんてなかなかありませんよね。
値段もそこまでしないので、モーリヤに行かれる方がいたら是非帆立のアラカルトオーダーがおすすめです!


もう1つ贅沢で頼んだのが伊勢海老です!その日入荷しているかでオーダーできるか変わるみたいですが、当日はあってほっとしました。
しかも、生簀からその場で上げてくれた抜群の新鮮度!大胆に2つに割られて伊勢海老は、ミソがたっぷりの極上物です。


まずは頭の部分からじっくりを火を通していくと、海老ミソの良い匂いがしてきます。焼いた後は蒸したりと、とても丁寧に調理をされていました。


そして焼き上がりがこちらです。大ぶりの身は弾力がありつつ、中は半生のこちらも素晴らしい火入加減です。
一口食べれば、海老の身の柔らかさと風味を感じ、酢橘を少しかけることで少し酸味が効いた極上の一品に仕上がっていました。
これだけ大ぶりな伊勢海老を東京で食べたら、一体いくらするのでしょうか!?


そして頭のミソの部分は、非常に濃厚な味わいで身の部分との相性が抜群です!!
これがメインと言ってもおかしくないぐらいの美味しさで、妻とおでかけパパはとっても満足できました。帆立も良かったですが、思い出つくりなら伊勢海老がおすすめだと感じましたよ。
付け合わせの野菜・ガーリック
お肉の付け合わせとなるガーリックは、一番最初に丁寧に焼かれていました。1枚1枚丁寧に芯の部分を取り除く職人技です。


そして、お肉を焼く少し前に付け合わせの野菜の調理を開始していました。
今回はレンコン・さつまいも・ラディッシュ・もやしの4種類が用意されていましたよ。


焼き上がったガーリックと野菜はこちらです。しっかりと火が通されており、なんと言ってもお肉との相性が良い状態に仕上げられていましたよ。


お肉の合間に食べる野菜がとても美味しく、良い味変や箸休め的に使えたのが重宝しました。
メインのお肉
そしてついに来ました、メインとなるA5神戸牛のヒレ230グラム(80+150)です!
ヒレと言っても、見事にサシが入った極上のお肉であることが見るだけでわかります。一体どんな味がするのか期待を膨らませながら、いよいよ目の前でお肉の調理が始まりました。


焼いているのを見ていると、なんと部位ごとに2回み分けて提供してくれています!
食べているうちにお肉が冷めない工夫なのと、部位によって火の通り方が違うらしく、お店側はあえて分けて提供しているという配慮でした。
見てください、この美味しいそうな焼き上がりを!!薬味としては塩・胡椒・ワサビでシンプルにいただけます。


まずは一番シンプルに塩だけで食べましたが、一口食べた時の食感に驚きました!!外は驚くほどカリっと良い食感なのに、噛めば噛むほど中から肉汁が溢れ出てきます。
続いてワサビと一緒に食べると、ワサビの程よい刺激が脂がのった神戸牛ととてもマッチします。今まで食べたことがなかった「極上の神戸牛」はこんな味なのか!と、妻とおでかけパパは興奮しっぱなしです。
中でもお気に入りだったので、にんにくチップとワサビを一緒にを乗せて食べるスタイル。これだけずっと食べてられるほどの美味しさでしたよ。


1回目が終わると、野菜と一緒に2回目のお肉を盛ってくれます。微妙に部位が違う見たいで、同じヒレでも違う味わいを感じられました。
妻は本当に美味しいととても喜んでくれ、遠くまで連れてきた甲斐があったなと心底思いましたよ。


結構なお肉の量でしたが、妻とおでかけパパ夫婦はペロリと平らげてしまいました。
あれだけサシが入っていたらもっと重いかな?と思っていたのですが、さすがは天下の神戸牛です。しつこくない脂、絶妙の焼き加減、野菜やガーリックなどの味変などをしているとあっという間に食べてしまいました。
量的には2人で230グラムはちょうどだったと思います、とてもお腹がいっぱいになりました。
ガーリックライス・デザート
締めに選んだのが、みんな大好きガーリックライス!!コースに+1,100円でアップグレードできるので、迷わずに頼みました。
調理が始まると、細かく刻んだガーリックと牛脂をカリカリに焼き上げる特製の具の完成です。
この焼いている匂いだけでまた食欲が出るほどのインパクトで、見ているだけでも楽しめましたよ。


こちらが出来上がったガーリックライスです。程よく脂が入ったご飯は、美味しいとしか言えません!
ガーリックの風味に、カリカリの牛脂がアクセントになっており、思わずご飯を駆け込んで早く食べてしまいましたよ。


締めを食べてとても満足していたら、最後にデザートの登場です。
散々脂っぽいものを食べてきたので、ここでサッパリとしたベリー系のアイスは本当に神です!


これにてコースが終了、本当に美味しい極上の神戸牛鉄板焼コースでした。
まとめ
神戸の贅沢ディナーである「モーリヤ」の極上鉄板焼きコースの紹介はいかがでしたでしょうか?
普段はいけない場所だったので、正直かなり奮発しました。でも、それに見合うくらいの素晴らしい体験だったと思います。妻も本当に良い思い出になったみたいで、今度里帰りしたらまた連れてきてというお褒めを頂いましたよ。
さすがに里帰りする度には来れないので、また記念日になったら来ようと思います。
やっぱり本場の神戸牛はひと味違いますので、神戸に行かれる機会があったら是非行ってみてくださいね!